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ヘッドパーツ交換 [自転車のこと]

パナチタン号も手に入れてから10年が過ぎ、購入時から付いていたパーツも徐々に劣化し、とうとうヘッドパーツベアリングの動きが悪くなった。(ヘッドパーツとはフロントフォークとフレームを繋ぐベアリング等の部品)

乗っていて違和感があるので、悪化しないうちに自分で修理を行うことに・・
作業については、かなり前にMTB SCOTT号のフレーム交換で経験しており、その時の自作工具も残っていましたので不安はありません。
ネットで現在の部品と同等品を注文し、取り付けに必要な自作工具類wを倉庫から探し出して準備は整いました。

Photo : OLYMPUS TG-1
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写真にはありませんが、一番苦労したのは、下の写真にあるフロントフォークに圧入されていたクラウンコーンという古い部品が簡単には外れず、カッターナイフで隙間を作り、細いマイナスドライバーで丁寧に叩きながら抜き出しに成功しました。
また、古い上下のワンという部品をフレームから外す専用工具を持っていないので、太いマイナスドライバーでカンカンと叩いて外すことができました。

ここから、新しい部品の取り付けを始めていきます。
先ずはクラウンコーンの圧入で、塩ビパイプを使ってハンマーでガンガンと叩き込みます。
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フレーム側には、チタンとアルミの固着(カジリ)を防止するために、銅粉を主体としたスレッドコンパウンドを接点に塗っておきます(これは、チタンフレームには必需品w)。
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そして、自作圧入工具で上下のワン(カップ)を圧入していきます。
ボルトを締め込む事により上下の鉄プレートの間隔が狭くなりワンが圧入されていきます。
この作業は緊張するけど気持ちいい(ボルトのセンター出しはちゃんと行いましたよ ww)
P4100009.JPG

先日、調子の悪いヘッドセットを外してあったので、作業時間は1時間くらいで終了。
グリス等でベタベタになったフレームを清掃し、ハンドル取り付けとセンター出しを行って終了!!
P4100021.JPG

試乗結果もグッドで、気になっていたベアリングのザラつき感も皆無となり、すっきりしました ♬

ではでは

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