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SIGMA LVF-01 ビューファインダー [写真のこと]


描写性能が素晴らしいSIGMA dp2 Quattro であるが、屋外の撮影で液晶画面が見えにくいまたは逆光では見えない時がある。
一般的なコンデジも液晶で構図を決めきるのは難しいが、特に当機の場合はその表現力の高さを作品に生かしたいという目的で使うカメラと考えているので、構図やピントの正確な把握及び確かなホールディングのためにもLCDビューファインダーは必需品であると思い、悩みつつも入手することにした。

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このdp2Qには、透過式のビューファインダーVF−41が用意されている。
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 デザイン的には透過式の方が断然カッコイイのだが、近距離から中距離においてパララックスという実撮影範囲とファインダー視野とのズレが必ず生ずるので、この点を我慢したり液晶で確認しようかとも考えたが、そうであれば液晶確認だけでいい訳で、いわゆるスナップ用のスピードファインダー的使い道に限られてしまうと結論付け、LVF-01を選択した。
  なんだかんだ言い訳しているが、機能性を高めることによりdpQの変態性をより高めるアイテムが欲しくなり我慢が出来なくなったのが正解かもしれない。

取り付けは、背面三脚ネジに固定する。かなりしっかりとした作りと精度のパーツで構成されている。

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ファインダー部をスライドさせて取り外すと通常の液晶確認状態になる。
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ビューファインダー接眼レンズはものすごくクリアかつ全く歪み等がないレンズである。
もちろん視度調整も可能であり、そのヘリコイドの動きが気持ち良い。
メーカーとしては、カメラ用レンズのクォリティを接眼レンズにも与えた3枚構成とのこと。
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この絵はiPhone 画像なので色が悪いが、液晶画面がクリアに覗け、ピント位置や露出確認が容易となった。
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大きさ的には、一眼レフと同じくらいになる。
しかし、重量が非常に軽いので携行時の負担は全く感じられなかった。
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縦位置で構えると中型カメラを彷彿させるプロフィールである。
その写し出す画像はフルサイズ一眼レフと肩を並べるか追い越す程の精度である。
自分としては、ブローニーフィルムカメラを使うのと同じ心構えで使うカメラということで・・
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ではでは




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