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SIGMA DP2 Quattro [写真のこと]

この度、悩みに悩んでSIGMA DP2 Quattro を入手。  SIGMAへの片思いから3年は経つかも・・
シグマのカメラが搭載しているFoveon センサーのことが気になりつつも、高感度性能やズーム機能に惹かれて先延ばしに。
先代のDP Merrillは癖が強すぎた。4600万画素のフォビオンメリルセンサーが写し出す画像の精細度は驚きの一言だが、カラーバランス、フォーカス、書き出し時間、消費電力etc.と、使うに覚悟が必要なカメラだった。

そんなジャジャ馬カメラも3900万画素相当の新機種となり、かなり使いやすくなったとの評価。
それでも、高感度は無いものと考え、常に手ぶれに注意。また、色彩も出たとこ勝負。それでも狙い通りに写し出された画像は、これがAPS-Cサイズのセンサーの描写かと目を疑うほどの超高精細な画像を作り出す。

この解像度に心を奪われた自分は、とうとう片思いの側からフォビオンユーザーの側に立つことに。
大枚をはたいて手に入れる機材に対して、入手の決断には時間がかかってしまった。

と云うことで、大きな覚悟のうえで晴れてのFoveon ユーザーの仲間入り。 
B1V3A1298.jpg


DPを手に入れるにあたりいろいろと悩んだ。
レンズ固定なので何ミリの機種を手に入れるか。
旧式でも良いのでは。手振れ補正がない。フラッシュもない。バッテリーの持ちは相変わらず短いようだ・・
そして、とにかく大きく、コンデジのジャンルは絶対に無いサイズ。
等々、一般の高級コンデジの持つスペックは全然持ち合わせていない。でも、生み出される画像は驚嘆の一言!!

そして、最終的にDP2Q 30mm(35mm換算45mm) F2.8を手に入れた。
このデザイン・・ありだと思う。
B1V3A1300.jpg


換算45mmは、広めの標準レンズ。
ワーキングディススタンスを考えながら広角的にも望遠的にも撮れる。
お台場のガンダム1/1を試写・
BDP2Q0011−1.jpg


中央部分の100%等倍画像。 暗部が少しノイジーか?
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解像度を確認するために建築物のディティールを写し、拡大画像を楽しみたくなるカメラだ。
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最上部を100%等倍に拡大。
BDP2Q0071−2.jpg


繊細かつダイナミックなフォビオンワールド・
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SIGMA DP 専用のRAW現像ソフト SPP V.6.3.0 で夕景をドラマチックに仕上げてみる
BDP2Q0046.jpg


使うにあたりフィルムカメラと同様な知識を要求されるカメラだと感じた。
画質はブローニーフィルムに匹敵していると言える。
このカメラをとしっかりした三脚にセットし、レリーズを使ってジックリと被写体に向き合いたい。

ではでは

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