いざ鎌倉隊 [ボラ活]
6月29・30日の二日間、前職の職場仲間でつくられたボランティアグループ「いざ鎌倉隊」からのお誘いを受けて、
宮城県山元町へ被災地復興支援のボラ活動に行ってきました。
震災から2年と3ヶ月、被災地の現実はまだまだ厳しい状況です。
もう二度と列車の来ない駅 JR常磐線坂本駅 ALL:OLYMPUS TG-1
宮城県山元町沿岸部
ここには大きな神社があったのでしょう。
新しい鳥居と手作りのやぐらが作られていました。
駅である唯一の証拠が、ホーム乗車口のサイン
ホームの端には、小さな手作りのお地蔵さんが・・
以前(ワタシは参加出来ませんでしたが)「いざ鎌倉隊」の仲間が畑の瓦礫を片付け、
土を生き返らせた土地を見に行こうとなり、現地を探す事しばし・・・
瓦礫を取り除いたその場には、なんとビニールハウスが建っていました!!
嬉しい事に、畑として復活していたのです!!
ここで活動した仲間たちからは感動の言葉が・ 素晴らしい活動の結果に感無量、涙ものです!!
今回の活動は復興に向けた新たな農産業を展開する事業所の応援に
塩害を受けた土地でも農作物が収穫出来る水耕農法への応援です
作業はいたって単純明快 w 収穫の終わったイチゴの苗を刈り取る作業
枯れる寸前のイチゴはカビが生えているものもあり、喉を痛めない為にも完全防御の装いで作業します。
これが暑いんだなあ・・・・ビニールハウスの中っすよ〜 ww
育ちきったイチゴの苗は木化していて、鎌で刈り取るにもかなりの重労働
刈り取り・・だん!!
休憩時簡にキーンと冷えた山元町名物のトマト
フルーツの様な美味しいトマトでした ♬
大型ダンプカーが行き来する姿は以前と変わらず、ここが被災地である事を実感させられます
集められた瓦礫は巨大プラントで選別しています。
しかし、その後の用途は様々な課題を抱え未確定な部分が多い状態です。
最後に、農水省と農業生産法人との連携事業である太陽光熱利用による植物生産施設を見学しました
ここは、コンベアー方式で作物が移動し手入れや収穫が可能となる施設で、省スペースと少ない人材で稼働し、
どんなに荒れた地域でも農業が復活出来て、被災地の復興の起爆剤となるよう期待します
現在の研究品種は「夏いちご」 試食させてもらいました 最高に ウマ〜 ♬
毎年、訪問させてもらっている山元町ですが、地元の方々と話すと課題があまりにも多く、これからも気の遠くなる様な時間と労力が必要なのだと再認識しました。
そして、被災地はここだけでなく、東北沿岸部をはじめ非常に広範囲にわたって存在しているのです。
何でもいいから、出来る事を何かしよう!!
この思いで、これからもワタクシは北の地へ向かうことでしょう
ではでは
震災がもたらしたものは、災だけじゃないんだな〜とつくづく感じました。
ボランティア活動ご苦労さまでした!
by モリ (2013-07-09 22:02)
モリさんへ、
震災を機に多くの人が人生のリセットを迫られています。
伝統を継承する人、新しい方法にチャレンジする人・・
誰もがパワーを持っています。
私たちが最近忘れかけてきた、なんとかしよう!とするパワー
地元では、一時も忘れる暇は無いのが現実でした。
by seiya (2013-07-10 08:33)