C62 2 スワローエンゼル [鉄道趣味]
スワローエンゼルと呼ばれた C62型2号機
40年以上前の鉄道少年の憧れ、函館本線でC62が牽引する急行ニセコ
ワタクシはこの勇姿に会いたくて、中学3年の夏には北海道は小樽へ向かったのでした
そして、今でも京都に行った時はC62 2に会うのが楽しみのひとつ
かなり老朽化してきていますが、蒸気を噴きあげるその姿には当時を彷彿させるものがありました
ALL: Canon EOS 5DⅢ EF24-70 f2.8LⅡ
京都市下京区にある梅小路蒸気機関車館
19両の蒸気機関車が保存され、そのうち何両かは実際に運転可能な状態で保存(動態保存)され、
ここの人気ナンバーワンがC62 2です
メインのヘッドライトに追加された小さなシールドビームが現役当時を思い起こさせます
保存SLは、現役引退後に改装される場合が多いのですが、どの機種でも現役時代の姿が一番好きです
小さな部分でも昔のままであって欲しいと思います
C62は国内最大の蒸気機関車で、実車を間近で見るとその大きさに驚きます
車体の大型化により車両限界に近づいてしまい、煙突や上部のタンクは短く低いものとなっており迫力満点です
1948年製 製造台数49両 全長21.4m 高さ3.98m 総重量145.17t 出力1,620馬力 最高速度記録129kmh
始業点検でドレーンから蒸気を大量に排出させます
動輪の直径は175cm 巨大なボイラーの影響で運転台からの前方視界はかなり狭いものとなっています
終業時には扇状庫に帰ります
隣の線には山口線で活躍しているC57 1 と C56 160が点検で入庫していました
昔も今も・・ このアングルが一番好きだ
いつまでも煙と蒸気を空高く吹き上げ続けてほしいものです
C62 2はその昔、東海道線や山陽本線などで活躍し、特急「つばめ」を牽引した事で有名です
当時の華やかな時代の名残としてデフレクターにはツバメのマークが付けられました
このマークを見たくて最後の活躍の地である北海道函館本線に数多くのファンが訪れたのです
このスワーローエンゼルに再び会えるのはいつかな・・?
ではでは
無造作に張り巡らされたかのようにさえ見える沢山のパイプ。
何度も無理重ねられた黒いペンキ。
近くで観ると圧巻ですね!
by モリ (2013-02-02 22:27)
私も梅小路は2回行った事があります。
スワローエンゼルはあの中でも他とは違う存在感がありますよね。
ちなみに私が大学生の頃、C62 3が復活して運転していたものです。
土曜日の朝、札幌の実家から小樽の大学へ向かう途中、小樽築港駅で暖気しているシーンに何度も出くわしました。
いつかは乗ってやろうと思いながら、その夢を果たすことはできませんでした。
でも、未だに、小樽築港駅で煙をあげている雄姿を思い出します。
by えぞ (2013-02-02 22:34)
梅小路は昭和に帰れるからいいですよね^ ^
by kose(げっぺい) (2013-02-02 22:36)
>モリさんへ、
あの車体に張り巡らされたパイピングもよく見ると機能的なんですね。
さすがに車体は疲れています。
優美さを誇ったC62もペンキでバリバリでした
by seiya (2013-02-03 20:10)
>えぞさんへ、
小樽築港が懐かしいです。
中学生のときにC62を初めて見て、その大きさに恐怖心すら覚えたもので、
それが小樽築港機関区です。
41年前のことでした。
by seiya (2013-02-03 20:14)
>koseさんへ、
ついつい梅小路に寄ってしまいます。
石炭の燃える匂い、油の匂い、そして機関区の佇まい。
すべてがタイムスリップしたような世界ですね。
後日、同日に撮った写真を何枚かアップいたします。
by seiya (2013-02-03 20:17)